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9月6日にTBS報道特集で放送した「コンテナハウスの子どもたち」
非常に考えさせられる番組でした。

大阪府守口市の女性牧師が、親から食事を与えられない子どもたちを
教会の脇に設置したコンテナハウスに集め、食事や寝床を無償で提供。
公的支援は受けられず、自費とボランティア支援だけで活動しているそうです。

育児放棄や暴力、心中など、子どもが巻き込まれる事件を見聞きするたび、
子どもに罪はないのにと、胸が痛みます。
だからこの女性牧師の方の活動には本当に心打たれました。

視聴後、二つ考えたことがありました。

まず思ったことは、まずこうした子どもの居場所をもっともっと作るべきで、
「教会」というのはとてもいい場所ではないでしょうか。
一個人がいきなり始めるのは難しいですし、預けて大丈夫か不安でもある。
教会なら寄付も受けやすいでしょうし、安心感があります。
あとぜひ全国の「お寺」も、こうした活動を行って欲しいです。
そして情報が公開されるようになり、身近な活動になれば、
ボランティアや寄付もしやすいかと…

もう一点は、やはり「人一人育てることは非常に重要である」ことです。
この女性牧師さんが救ったのは、苦しんでいる多くの子どものほんの一部です。
でも番組で追いかけていた女の子が、「将来ママ(女性牧師)のように子どもを
助けたい」と言っていたとき、この活動は絶対に無駄じゃないと思いました。

そして同時に、家事と子育てを中心に生活している自分自身に対して、
社会に何も貢献していないと卑屈に思うことも多いけれど、
人一人を一生懸命育て、幸せになる手伝いをすることは、
意味のあることなのだと改めて感じました。

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一児の母です。平凡な毎日を過ごしつつ、考えてみたことを書いています。
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